「しししのはなし」正木晃著

公開日: 更新日:

 夏になると怪談話が盛んになるが、もし幽霊を見てしまったらどうしたらいいか。昔から「妖怪」は誰彼おかまいなしに現れるのに対し、幽霊は生前に関わりがあった人にしか現れないと言われている。この言い伝えを信じるならば、幽霊は知り合いの可能性が高いため、出会ったときは敬意を示し、丁寧に接することが大事だという。とはいえ、生きている人間同士の関係と同じで、幽霊ともほどよい距離感が大切である。拒まず、近づきすぎないというのが基本的な態度、と著者は説く。

 他にも「たたりってあるの?」「家族を亡くした人にしてあげられることは?」など、日常に点在する「死」にまつわる疑問について、宗教学者がウンチクを交えて回答。(CCCメディアハウス1400円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    「男なら…」ヤクルト1位・村上宗隆を育てた父親の教育観

  3. 3

    社民・福島瑞穂代表と高市首相が35年前に共感しあっていた仰天「濃厚セックス対談」の中身

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  1. 6

    小手先、その場しのぎではもう駄目だ 長期金利急上昇は市場から高市への「退場勧告」

  2. 7

    追い込まれた高市首相ついに補正予算編成表明も…後手後手のくせして無能無策の極み

  3. 8

    佐々木朗希“初物尽くし”2勝目のウラに心境の変化…ドジャース指揮官が「以前との違い」を明かす

  4. 9

    ソフトBモイネロの体たらくに小久保監督イラッ…なぜ“同条件”の巨人マルティネスと差がついた?

  5. 10

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される