「続・用心棒」デイヴィッド・ゴードン著 青木千鶴訳

公開日: 更新日:

 特殊部隊出身のジョーは、ニューヨークの裏社会を牛耳るマフィアのボスたちに「保安官」として雇われる。依頼通り、街に潜んでいたテロリストを一掃したジョーは、幼馴染みのイタリア系マフィアのボス、ジオが経営するナイトクラブの用心棒に復帰した。しかし、軍隊時代のPTSDが原因の薬物と酒の常用によってトラブルが絶えない。

 そんな中、アルカイダ系のテロ組織がニューヨークで大量のヘロインを売りさばこうとしていることが分かった。彼らはダイヤモンドでの取引を希望しており、ジョーはダイヤモンドを調達して彼らのヘロインと交換、さらに国外に持ち出される前にダイヤモンドを取り戻すよう命じられる。

 ニューヨークの暗黒街を舞台に描く痛快クライムノベルの続編。

(早川書房 2090円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!