「なんで家族を続けるの?」内田也哉子、中野信子著

公開日: 更新日:

 樹木希林を母に、内田裕也を父に持つ内田氏は、小学生の頃、親の職業を尋ねられ、会社員と専業主婦と答えていたという。両親はわずか数カ月同居しただけで以後、45年間別居生活だった。家族のだんらんを知らずに育った氏が、脳科学者の中野氏と家族をテーマに語り合う対談集。

 中野氏によると、そもそも「家族における父親と母親の脳科学的な本来の役割」はないという。「社会が大きく変わっても柔軟に適応して、どんな環境になっても子は育つ」のであり、どんなカタチの父親・母親でも間違いではないのだと。

 希林流子育てや、氏が高校生のときに離婚した中野家、そしてお互いの自らの家庭生活まで。プライベートを赤裸々に明かしながら縦横無尽の話題で家族について考える。

(文藝春秋 935円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網