著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「半分、青い。」で花開く 歳重ねいい味出てきた役者たち

公開日: 更新日:

 そして東京編になってからは鈴愛が弟子入りする漫画家・秋風羽織役の豊川悦司と、秘書の井川遥が“群抜”にイイ。このコンビが出てきたことによってドラマが俄然面白くなった。

 原田知世は「時をかける少女」でデビュー。薬師丸ひろ子に続く角川映画の秘蔵っ子として活躍し、若くして成功したアイドルスター。20代後半から30代は「ブレンディ」のCMくらいしか印象にないが、40代になったあたりからいい感じになってきた。

 朝ドラのヒロインの母役は「おひさま」に続き2度目だが、50歳になった今も透明感は変わらず。

 松雪も「白鳥麗子でございます!」から、井川も「癒やし系」グラドルからよくぞここまで来たなあという感じだし、豊川に至ってはこんなにコミカルな演技ができるのかと驚愕している。若い頃は演技がうまいとは思えなかったが、年を重ねていい味が出てきた俳優たち。ワインみたいに役者も寝かせてナンボってことか。

 余談だが、演技派、演技がうまいといえば若手にもいて、例えば、二階堂ふみ門脇麦松岡茉優……。彼女らは今ちやほやされているが、「私って演技がうまいでしょ」感がプンプン。テングになっている若手の20年後とか、30年後はどうなっているのか、ちょっと心配になる。

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