キャプテン渡辺が叶えたい「競馬で年300万円勝ち続ける」

公開日: 更新日:

本命を鬼買いして借金生活の時代も

 競馬に限らず、競輪でも怖いところは“天井知らず”なところ。パチンコは1日でどんなに負けても10万円くらい。僕がドツボにハマってしまったのは、本命に鬼買いしていた時期。3倍くらいの本命に20万円賭けちゃうとか。競馬を始めて数年たった頃だと「俺、競馬が分かってきたな」と、分かってないのに勘違いしたんです。その頃は借金もかなりいっちゃって、それ以来、5倍の馬に10万円単位で賭ける買い方はしなくなりました。

 今までの最高勝ちは9年前、1日で180万円です。5レース連続で1着を当てるWIN5で110万円。並行して有馬記念でオルフェーヴルが勝った馬連も当たり、合わせてそれだけの額になりました。その時に「競馬は簡単だな」とまた勘違い(笑い)。

 トータルであまり勝てないまま、競馬を楽しんできましたけど、2年前から勝てる買い方に変えたんです。

 出させてもらっている「ウイニング競馬」(テレビ東京系)では、毎週4、5レース買ってますから年間250レースくらい賭けるのですが、去年はプラスだったんですよ! スタッフさんが毎回、僕の賭け金と配当を計算してくれて去年は回収率102%。100%でチャラですが、競馬をやらない方には分からないかもしれませんが、100%を超えるってすごいことです(笑い)。しかも、自分でレースを選べないから避けたいレースも含んだ上でです。

 番組内で買う馬券を公表するタレントさんは、多分60%くらいの回収率だと思いますし、年間通してプラスになる人は少ないはずです。だから、買い方に関して「馬券力」は上がってきました。

 一番の変化は「1点買い」にしたこと。昔は馬連の5点買いとかやってましたけど、今は馬連とワイドを1点ずつとか、同じ券種は1つしか買わない。そしたら回収率が爆上がりしました。

 1点買いは究極の買い方。当たらないから、みんなやらないと思いますし、当てたい人はたくさん買う。でも、たくさん買うと点数が増えて、当たる時もあるけど、勝ってはいないんですよね。「当てたい人は勝てない」という競馬の名言があるくらいですから(笑い)。

 あと僕は逃げ馬の1点買いが多い。これに目覚めました。詳しく説明するとマニアックな話になっちゃうけど。

 今年は半年の時点で90%くらい。それでもなかなかです。今年も100%を超えたい。

 僕の夢は馬券だけで生活できるくらい稼げるようになること。具体的には年間300万円の勝ちを死ぬまで続けたい! 芸人でも食っていきたいけど、馬券で生活できるくらいの予想力を身につけたい。プロですよね。できないかなぁ。理性を保って頑張ります!

(聞き手=松野大介)

▽本名=渡辺峰人 1975年10月、静岡県出身。お笑いトリオを経て、2010年からピン芸人として活動。11年から2年連続で「R-1ぐらんぷり」決勝進出。「ウイニング競馬」(テレビ東京系)などの予想が話題。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 3

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  4. 4

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  5. 5

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  1. 6

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  2. 7

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 8

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 9

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 10

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  2. 2

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  3. 3

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  4. 4

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由

  2. 7

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  3. 8

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  4. 9

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 10

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲