元“体育会系”40代は「脳梗塞」に注意 リスク高める8つの条件

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(4)“車生活”で日常生活での活動量も減少
(5)空腹の後、夜中にたっぷり夕食を食べて血糖・脂質値の急降下、急上昇を繰り返す
(6)睡眠時間が少なく血管にダメージがある
(7)夕食の遅さ・多さと睡眠不足で朝食抜きまたは少量。空腹で昼食は多めになり、血糖・脂質値の急上昇、急降下をさらに繰り返す
(8)動脈硬化などのリスクの認識が少ない

「『家系に糖尿病や高血圧、脂質異常症、脳梗塞心筋梗塞既往者などがいる』『外食の多い独身男性』という条件が加わると、よりリスクが高くなります」

 自分は運動部じゃなかったから……と安心してはいけない。(1)~(8)はドミノのようなもの。1つでも該当し、該当数が多いほど“40そこそこの脳梗塞・心筋梗塞”へ近づいている。

 必要なのは、ヤバイという気づきと、糖尿病、血圧、コレステロールに対する抜本的な介入だ。

「それなしには、この“ドミノ倒し”は止められない」と坂本医師は警告を発する。

 医療技術の発達で、脳梗塞・心筋梗塞で命が助かる確率は増えている。しかし、発症前の“自由な生活”に戻れるかといえば、その保証はない。コトが起こってからでは遅いのだ。

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