甘い飲み物で意識が混濁…「夏のダメージ」が突然死招く
                         一時より過ごしやすくなったと油断することなかれ。7月、8月と暑さに酷使された体は相当ダメージを受けており、突然死を起こしやすくなる時季でもある。気を付けるべきことは何か。
「糖尿病や糖尿病予備群の人は、“喉が渇いた。何か飲みたい”という欲求を、自然なこととしてすんなり受け入れてはいけません」
 こう言うのは、「しんクリニック」(東京・大田区)の辛浩基院長だ。
 糖尿病になると、ブドウ糖をうまく利用できなくなる。そのため血中にブドウ糖が増え、それを排出するために尿の量が増える。
 ただでさえ汗で体内の水分が失われやすい季節なのに、多尿で体内の水分はより失われ、脱水症状に陥りやすい。
 そこで失われた水分を補給しようと、喉の渇きを強く感じるようになる。熱中症の脱水症状とは違って、糖尿病が主な原因なので、いくら水分を摂取しても喉の渇きは癒やされない。
 加えて、ブドウ糖が吸収されないため、体は「ブドウ糖が足らない」と誤認識し、ブドウ糖を欲するようになる。ブドウ糖=甘いものだ。
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                