肩こりも解消 3つの意識で変わる「疲れない目の使い方」

公開日: 更新日:

 まずは、「パソコン画面を見つつ周りの空間も見る」。自分の視野の中に画面周辺の空間も自然に入ってくるイメージだ。画面だけを一生懸命見ない。

 次に、「外の情報を『受け取る』ように見る」。藤本氏いわく、パソコンの画面にある情報が目にやってくるイメージ。多くの人は、知らず知らず、パソコンの画面へ自分の目が向かっていくように、目を凝らして見ている。これを改める。

 最後に、「眼球以外の場所に『目がある』とイメージして見る」。後頭部の出っ張っている部分の上側にトンボのような大きな目が左右にあり、それで外の世界を見るように考える。

「眼球を動かす筋肉の緊張が抜け、首の緊張もなくなります。デスクワーク以外にも、目を使う手先の細かい作業の時にも応用が利きます」 

 3通りの方法はいずれも、前かがみの姿勢ではできない。おのずと姿勢が伸び、目、首、肩、腰、背中の筋肉に過度に負担がかからなくなる。筋肉の過度な緊張が持続しないので、長時間のデスクワークによる頭痛なども起こりづらくなる。

 百聞は一「見」にしかず。思いついた時々からでいい。やってみよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々