放置で10もの弊害が…「味覚障害」は独居老人ほど要注意

公開日: 更新日:

 厄介なことに、味覚障害に気付きにくい。

「特に一人暮らしの人や、個食・孤食が日常的な人は、指摘してくれる人がいないので自覚しづらい」(平澤医師)

■知らないうちに高塩分食に

 そもそもこういった人は好みのものしか食べず、偏った食事から亜鉛不足になりやすい。

 そうでなくても、現代はインスタント・レトルト食品やファストフード主体の食生活が普通になっている上、食材そのものに含まれる亜鉛量も減っている。現代は亜鉛が摂取しにくい環境なのだ。「自分は大丈夫」と思わず、塩や砂糖をなめるなどして、「味が分かっているか」を一度はチェックした方がいい。

 味覚障害で来院する人はどういう症状を感じているのか? 兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科には年間200~250人の初診患者が訪れる。同科の任智美医師によれば、症状はさまざまだ。

 たとえば「味がしない、薄い」「いつもと味が違う」「何も食べていないのに口の中が苦い」「甘味だけが分からない」「塩味がきつい」「塩味と酸味を間違える」「何を食べてもまずい」「口がネバネバする」「口の中にトゲがある」「口が乾く」など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?