世界初! AIを使った画像診断でがん見逃しリスクを減らす

公開日: 更新日:

「胃がんのAIは、国内トップクラスのがん専門施設にも協力してもらい、ほぼ完成しています。撮影した静止画像だけでなく、検査中の動画でもがんのある場所を示してくれます。正答率は専門医を上回り、96%です」

 内視鏡のAIが普及すれば、患者はどこの施設を受診しても平均以上の精度の高い内視鏡検査が受けられることになる。がん医療の“均てん化”につながるわけだ。早ければ今年中に臨床現場で使えるように手続きを進めているという。

▽東京都出身。1996年東京大学医学部卒、2005年同大学院外科学専攻修了。東京大学医学部付属病院大腸肛門科、東葛辻仲病院などを経て、06年開業。東京大学医学部客員講師。〈所属学会〉日本消化器内視鏡学会専門医、日本大腸肛門病学会専門医など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性