炎症性乳管がん<4>手術を避けるための努力は惜しまず

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「手術」か、それとも「化学療法+放射線治療の併用治療」か――。

 愛知県内に住む原田祐子さん(51歳)は、次の段階の治療法の選択に迷ってしまう。

 一昨年の5月、豊田市の総合病院で「炎症性乳管がん、ステージⅢB」と告知された。このとき病期はすでに末期に近い。担当医師からは「もはや手術はできません。化学療法を行いますが、もし腫瘍が小さくなったら、手術が可能になるかもしれません」と説明されていた。

 その後、半年に及ぶ3種類の抗がん剤治療で、腫瘍が10センチから2センチまで縮小。手術が可能になった。

 乳がんの手術は乳房を切除すること。原田さんはそれに抵抗感があり「手術だけはしたくない!」と、放射線療法と抗がん剤の併用治療を選択した。

 友人の紹介で病院を「神戸低侵襲がん医療センター」(兵庫県神戸市)に移し、11月半ばから12月の初旬までの約1カ月間、酵素標的・増感放射線療法の治療を行った。

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