生活を変えれば治る 「痔」持ちが冬に警戒すべき5つの大敵

公開日: 更新日:

 痔ろうは疲れやストレスなどで免疫力が落ちたときに出来やすい。肛門腺が細菌感染して膿がトンネルを形成して肛門の内外をつないだ状態をいう。下痢気味の人にリスクが高く、男性に多い。がん化しやすいことが知られている。

■冷え

 冬になって気温が下がって体が冷えてくると肛門周辺の血管が収縮して血液の循環が悪くなる。すると、肛門の周辺がうっ血して炎症が起こる。これがいぼ痔を悪化させる原因のひとつだ。

 室温が低く設定されている生鮮食品売り場やコンピューター機器がある研究室などで働く人は気をつけた方がいい。

「冷えは自律神経を乱し、下痢や便秘を起こし、裂肛や痔ろうのリスクも高まります。使い捨てカイロを背中や腰骨、足先に貼るといい。入浴はシャワーで済ませず湯船につかって肛門を中心に体を温めましょう」

■座りっぱなし

 年末にかけて残業が増え座っている時間も長くなる。寒くて昼休みも部屋にこもりがち。体重が肛門に長時間かかるうえ、運動不足も重なって肛門周辺のうっ血リスクが高くなる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い