高齢者の6割が健康に不安…体力は「地域体操」で養える

公開日: 更新日:

「定年してから体づくりのためにカルチャーセンターに通われる方がいますが、『速い動きについていけない』『足腰を痛めた』と挫折した方の声も耳にします。しかし、『しぞ~かでん伝体操』は各自のレベルに合わせて、少しずつステップアップするので大丈夫。参加者の平均年齢は75歳で、最高齢は98歳です」

 最初は200グラムの重りからスタート。1年かけて500、600グラムの重りをつけて体操できるようになるという。何と98歳の方は400グラムつけているそうだ。

「ほかに、指や手足同時運動などで脳の活性化を図る体操や、口や舌を動かし、唾液の分泌や誤嚥を防ぐための体操も作っています。『階段の上り下りが楽になった』とか『旅行のツアーなどで集団の列に遅れなくなった』などの声をいただきます」(丸山さん)

 週1回、地域の会場でDVDを見ながら1時間半程度の運動をするだけ。昨年12月末で、130カ所、3193人が参加している。

 自分の住む地域のHPで確認してみよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変