チェスは認知症の発症率を7割下げる 脳が若返るゲームとは

公開日: 更新日:

オンライン麻雀で認知機能アップ

 麻雀や将棋などはスマホやパソコンなどでもできる。電車内で楽しんでいる人もいるだろう。

 では、リアルで対戦するのとネットで対戦するのとでは、認知機能には違いがあるのか。

 ゲームソフト会社「シグナルトーク」は、日常的にオンライン麻雀ゲームをやっている男女484人を対象に脳の認知機能との相関関係を調査。ゲームをやっている人は、一般の人に比べて、「視覚性注意力」「短期記憶」「エピソード記憶」が上回っていて、年齢が高くなるほどそれぞれの数値が良かったという。

 視覚性注意力は、物事を処理するときに視覚情報をチェックする能力。短期記憶は、パッと見て20秒ほど保持される記憶。エピソード記憶は、宣言的記憶の一部でイベントの記憶を指す。

 ゲーム会社の調査だけに多少バイアスはあるだろうが、その結果は6年前の日本早期認知症学会で発表されている。ゲームでも、一定の効果はあるとみていいだろう。

 認知機能については、ネット上で測定できる「脳測」を使用。35歳以上を5歳区切りで分析したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?