胃もたれと胸焼け…がんとの結びつきが強いのはどっち?

公開日: 更新日:

 皆さんご存じのように、逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍などが背景にあります。

 胃に入った飲食物は通常、逆流しません。食道最下部の通り道(噴門)が固く閉まるからです。残業で帰宅が遅くなって食べてすぐ寝るような生活が続くと、噴門が少しずつ開いて、胃酸が逆流するようになり、逆流性食道炎を起こすのです。肥満や過食、飲酒、喫煙などとの関係が深い。それで炎症が放置されると、やがて食道がんにつながります。

 胃炎や胃潰瘍が、胃がんと関係が深いことは説明不要でしょう。その点も加味すると、胸やけを放置するのは、よくありません。

 こうした病気をしっかりと見つけるには、食道や胃の粘膜の状態をつぶさにチェックすることが不可欠。胃カメラです。

 ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍の大きな原因で、その有無を調べるのも効果的でしょう。内視鏡で胃の粘膜を採取したり、呼気で調べたりできます。もしピロリ菌が見つかったら除菌をお勧めします。胸やけは将来、食道がんにつながる病気が隠れているかもしれませんから、放置しない。それが肝心です。
梅田悦生・赤坂山王クリニック院長

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網