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牧田善二糖尿病専門医・AGE牧田クリニック院長

AGE牧田クリニック院長、医学博士、糖尿病専門医。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病の合併症の原因とされるAGEを研究。96年から北海道大学医学部講師、2000年から久留米大学医学部教授。03年から糖尿病をはじめとした生活習慣病および肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開院、延べ20万人以上の患者を診ている。著書に「医者が教える食事術 最強の教科書」(ダイヤモンド社)ほか、多数。

太るのは簡単だが…なぜ年を取るとやせにくくなるのか?

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 これは体重が減ることを生命体の危機と感じ取り、代謝を上げる甲状腺ホルモンの分泌を抑えることで基礎代謝を落とし、エネルギーを使わない方向へと働くからです。それでもあきらめずにダイエットに励めば、またやせていきますが、大抵の人はある時期にダイエットをやめてしまいます。

 年を取るとさらにやせにくいのは、基礎代謝量が減るからです。例えば30~49歳の平均的男性の場合、基礎代謝量は1530キロカロリー、女性の場合は1150キロカロリーですが、70歳を越えると男性は1290キロカロリー、女性は1020キロカロリーとなります。

 ところが食欲は基礎代謝が衰えた分だけ消えるわけではありません。一食の量が少なくなり、「若い頃に比べて食べられなくなった」と言う人がいますが、よくよく話を聞いてみるとおやつとしてお菓子などを口にしている人は少なくありません。

 こうしたちょこちょこ食いは「下手に我慢してドカ食いするよりもいい」のですが、それで満腹となり食事の量を減らすようになると栄養バランスが崩れてしまう危険性があるので、注意が必要です。

 もし間食するなら、お菓子などの糖質が多いものを避け、ソーセージやチーズなどの糖質の少ないものにしましょう。

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