著者のコラム一覧
神崎浩孝医学博士、薬剤師

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

新型コロナウイルス 従来型との違いは「遺伝子の構造」

公開日: 更新日:

新型コロナウイルス」の騒動はまだまだ収まりそうもありません。そこで今回はウイルスと遺伝子についてお話しします。ウイルスやその治療には、「遺伝子」が密接に関連しているのです。

 新型コロナウイルスは、何をもって「新型」といわれるのか? 従来との違いはどこにあるのかというと、「遺伝子の構造」です。もっといえば、従来のコロナウイルスから遺伝子が少し変化したものが「新型」となります。

 この遺伝子の変化があることによって、PCR検査で新型と旧型を鑑別できます。また遺伝子の変化は、感染性の強さや薬の効果にも影響を与えます。

 遺伝子の変化は、ウイルスだけではなくヒトでも日々起こっています。ただ、遺伝子数が多く、変化した際の修復機構がしっかりと整っているヒトに比べて、遺伝子の数が極端に少ないウイルスの場合はひとつの変化が機能に与える影響が甚大です。つまり、ヒトは微細な遺伝子変化で「新型人」になることはありませんが、ウイルスの場合はわずかな遺伝子変化でも「新型ウイルス」となってしまうのです。

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