著者のコラム一覧
松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

ジョンの「プチ・ベジタリアン生活」と大腸がんリスクの関係

公開日: 更新日:

 ちなみに、日本ではがん死のうち、大腸がん女性では1位、男性が3位となっています。

 2011年に世界がん研究基金と米国がん研究協会の共同研究の中の「大腸がんのリスクとライフスタイル」では、赤身肉(牛、豚)および加工肉が大腸がんのリスク要因と指摘されています。その理由として、赤身肉には、脂質、特にコレステロールを上昇させる飽和脂肪酸が多く含まれているため、多量摂取は肥満につながり、大腸がんのリスクを高めるということが挙げられています。

 また、赤身肉に含まれる鉄分と脂質が活性酸素を産生し、その結果、細胞や組織の酸化、損傷を招き、大腸がんなどを引き起こすことになるのです。このコラムではすでに紹介していますが、米国がん研究協会では1日の赤身摂取量は80グラム以内としています。

 ジョンの玄米菜食中心の「プチ・ベジタリアン食」は、少なくとも大腸がんリスクは極めて低いものだったと言えそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由