著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

アジ・くるみ・ピーナツを組み合わせ「脳」をパワーアップ

公開日: 更新日:

 最近、新しいアイデアが浮かばないし、アタマの回転もいまいち。そればかりか「あれの、これの、それが、それで」を連発。人の名前を覚えられず、探し物ばかり……。脳の衰えを感じているなら、薬膳で脳力をアップ、ひいてはボケ防止に励みましょう。

 薬膳において、脳のパワーアップに何といってもおすすめなのがくるみです。中国では古来、実の形が脳と似ていることから、脳を滋養する「補脳」効果が絶大とされています。まさに「脳トレナッツ」!

 また脳の働きは、中医学で老化をつかさどる臓器である「腎」との関わりが深く、くるみは腎のパワーアップにも貢献します。記憶力低下、ボケ防止のために、積極的に取り入れたい食材です。小腹がすいた時やおつまみに、また刻んで料理のトッピングに使うなどこまめに摂取するのがいいでしょう。

 また、アジとイワシは中医学においてズバリ「健脳」という効能がある魚。そのほか、うずらの卵、黒ゴマも脳をしっかりとサポートするのに役立ちます。

 過度のストレスも、脳には悪影響を及ぼします。ストレスで「気の巡り」が悪くなると、脳の働きが鈍くなり、思考能力が落ちてしまうのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々