50代のダイエット 10キロ減に成功するも不調なのはなぜ?

公開日: 更新日:

 自らも低糖質ダイエットで、2カ月で25キロ減を成功させた「みずい整形外科」(東京・祐天寺)院長の水井睦氏が言う。

「低糖質ダイエットは確かにやせますが、何の知識もない人が自己流で過激な低糖質ダイエットにチャレンジするのは問題です。まして年齢が高く糖尿病がありながら、診断とアドバイスを受けずに始めるのは危険です。頭がボーッとしたのは低血糖状態になったことが原因の可能性が高い」

 低血糖とは、血液中の糖分が異常に低くなる状態のこと。強い空腹感(副交感刺激症状)、冷や汗や動悸(交感神経刺激症状)、眠気(中枢神経症状)などの症状が出ることが知られている。

「低血糖の症状の出方は人によって異なります。血糖が低くなると、血糖を上げようと副腎からアドレナリンが出るため、攻撃的になりイライラして周囲に当たり散らす人もいます。また、体全体の糖質の20~30%は脳で消費されるため、極端な血糖の不足は、うつ症状や無気力、倦怠感につながることもあります」(水井氏)

■筋肉をつけるには炭水化物も食べなきゃダメ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも