補聴器は小さい方がいい? 「目立つこと」のメリットもある
                         できるだけ目立たない方がいい。お客さまが補聴器を選ぶとき、よく口にする言葉です。
 近ごろの補聴器のカラーバリエーションは以前よりも増えていますが、ベージュやブロンズといった肌になじみが良い色が選ばれがちです。時に自分の髪の毛と同じシルバーを選ばれる方も少なくありません。また目立たぬよう、できるだけ小型なものを購入される傾向があります。
 補聴器の小型化は、高機能、集積化とともに進んでおり、いまでは小指の先ほどの小さなボディーの中に、車の自動運転にも使われる人工知能(AI)が搭載されているほどです。こうした小型化した補聴器は、趣味に仕事にと活動的に過ごす方たちにとっては便利で使いやすいかもしれませんが、果たしてこの小型化はすべての難聴者にとって歓迎されるものなのでしょうか?
 年を重ねた方の中には、手先が不自由になったり、老眼が進んだりして、つまんで耳に装着することが難しく、ましてや落とした時に見つけにくかったりと不自由なことがあるはずです。
 補聴器の小型化は業界全体の大きな流れではありますが、そうでないものが求められているのも事実。実際、メーカーは最初に小型の補聴器を発売した後、大きなタイプの新製品も順次発売しています。
                    

 
                             
                                     
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                