高血圧症の克服(3)30年通った病院が閉院…新たな総合病院で薬が7種類に増えた

公開日: 更新日:

 以前、通っていたクリニックの院長に早川さんは、高血圧症は脳梗塞心筋梗塞になるリスクが高いと言われ、前兆の自覚症状についても詳しく説明されていた。

 不安を抱いた翌日、通院先の総合病院に診察の予約を入れた。内科から診察の窓口が「脳内外科」に替わり、「MRI」(磁気共鳴画像)という重々しい検査を初めて受診することになった。

 モニター画面に映された脳内画像を見ながら、担当医から「脳の血管に4カ所の血栓痕が確認できます。経過観察をしましょう」と診断された。

 以来、降圧剤のほかに、血液の固まりや血管の詰まりを防ぐ「クロピドグレル錠25ミリグラム」、慢性心不全・高血圧の治療薬「エンレスト錠200ミリグラム」、狭心症の発作を予防する「アムロジピンOD錠10ミリグラム」など7種類の薬を処方されたのである。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗