著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ズワイガニ】疲労回復に役立つ栄養素が豊富な冬を代表する味覚

公開日: 更新日:

 ズワイガニは全身が暗赤色をしているカニの仲間。ヤドカリの仲間で足が8本のタラバガニとは食感も違うため、また違った楽しみ方ができますね!

「ズワイ」の語源は細い木の枝を指す古語「楚(すわえ)」に由来し、市場では大型の雄だけをズワイガニと呼ぶそうです。雄と雌では大きさが異なり、雄は北陸では越前ガニ、山陰では松葉ガニなど、雌は親ガニ、セイコガニ(セコガニ)、コッペガニ、香箱ガニなどと呼ばれます。漁獲期間は毎年、立冬に当たる11月6日ごろからわずか2カ月間あまりしかなく、この期間にしか食べられない希少なカニです。冬の代表的な味覚として親しまれ、年末やお正月などの特別な行事にも欠かせない食材となっています。

 そんなズワイガニには多くの栄養素が含まれていることがわかっています。たとえば、エネルギーの生成と疲労回復に有効なビタミンB1、細胞の新陳代謝や皮膚・粘膜の健康に役立つビタミンB2、神経や血液を正常に働かせてくれるナイアシンとビタミンB6も含まれます。ビタミンB群の中でズワイガニに特に豊富なのがビタミンB12。赤血球をつくるのに欠かせない栄養素で、貧血や肩こりの予防に役立つことがわかっています。また、栄養ドリンク剤のイメージが強いタウリンも多く含まれています。肝臓の働きを助け、疲労回復や糖尿病予防にもつながる可能性があります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網