著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

帰省&旅行では高速バスや新幹線の「座席の位置」に注意

公開日: 更新日:

 窓際に座った場合、気をつけるのは景色だけではありません。新幹線同士がすれ違う際に、一瞬気圧が変わりますよね。あの瞬間、耳が詰まったような感覚になる人もいらっしゃるかもしれません。あの一瞬の気圧の変化で頭痛が起きてしまう人も少なからずいるようです。景色と圧力差を避けるためにも、通路側の席を取るようにしましょう。

 ここで「気圧の変化が大きそうな飛行機はどうなるんだろう?」と疑問を持った方もいらっしゃるはず。その疑問は正解です。

 片頭痛持ちの方が飛行機に乗る際は「頭痛が起きるかもしれない」と思うようにして、あらかじめ準備するようにしていただきたい。航空機内は気圧が少し低くなります。そうなると脳の血管が広がりやすくなるため、片頭痛が起きやすくなってしまうんですね。飛行機に乗る際には、念のため酔い止めを服用しておくといいですよ。

 また、機内ではアメをなめたり甘い物を食べるようにする。そうすると血糖値が上がり、脳の血管を広がりにくくしてくれます。また、年末年始は飲酒の機会も増えがち。ただ、片頭痛持ちの人は、とくに飛行機に乗る際はお酒を控えていただきたい。気圧の変化に加え、飲酒でさらに血管が広がり機内で頭痛を誘発する確率が非常に高くなる。吐き気を伴うこともあります。

 飛行機だけではなく、船に乗る際も同じです。気をつけましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 4

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  5. 5

    ベネズエラの剛腕マチャドが今オフ、オリックスとの契約満了で日米争奪戦に発展か

  1. 6

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  2. 7

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」

  5. 10

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も