認知症との誤診に注意! 高齢者のてんかんはけいれん発作が生じないケースが多い

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 てんかんの治療は、抗てんかん薬の経口投与が一般的。とりわけ高齢者の場合、少量でも治療効果が非常に高く、およそ9割は発作を消失または抑制できるとの報告もある。

 一方で、認知症と誤診されるとてんかん治療の機会を逃すだけでなく、認知症治療薬は逆にてんかん発作を誘発させることが知られている。物忘れ=認知症と思い込まず、てんかんの疑いも持つべきだ。

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