「睡眠時無呼吸症候群」は糖尿病治療で治す… 実は合併率が高い

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 いびきが急に止まり、しばらく静かになったと思ったら再び激しいいびきを始める。それが一晩中続く。寝室を共にする妻から「うるさくて眠れない。今日から寝室は別々にして」と夜の三くだり半を食らい戸惑っている男性もいるのではないか? 人肌恋しい秋。ただでさえ減っている“夜の共同作業”の回数がさらに遠のくことに焦りを感じている人もいるはずだ。ならば、まずは糖尿病治療を受けてはどうだろう。糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 糖尿病にはさまざまな合併症がある。代表的は「し(神経障害)、め(網膜症)、じ(腎症)」と「え(壊疽)、の(脳梗塞)、き(虚血性心疾患)」だ。

 ほかに、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧性高血糖症候群、感染症がん、骨折などがあるが、忘れてならないのが「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)だ。

「寝ている間に10秒を超える無呼吸や低呼吸を繰り返す病気です。上気道閉塞を伴う閉塞性と、それのない中枢性があり、多くは閉塞性です」

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