夜中のトイレがつらい…泌尿器専門医が教える今すぐできる夜間頻尿対策

公開日: 更新日:

 すでに前立腺肥大と診断されている人は、主治医が薬の調整をしており、また折に触れて注意を促しているはず。問題は未診断の人だ。

「抗コリン作用の成分は風邪薬や抗ヒスタミン薬など市販薬にも広く使われていて、知らずに服用してしまいがち。自己判断で使うのは危険です」

 それを回避するためにも、夜間頻尿が続くなら、原因が何かを探る必要がある。

■NG行為 夜間頻尿があり、かつ前立腺肥大と診断を受け治療を受けている人のよくあるNG行為に「α1遮断薬を自己判断でやめてしまう」がある。

「膀胱を緩めて尿を出しやすくする作用があるため、『夜間頻尿があるから飲まない方がいい』と考えてしまうようですが、例えば併せて抗コリン薬が処方されている場合、その効果が強く出過ぎて、尿閉を起こすリスクがあります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒