体調不良の原因が不眠にあるとは…土井貴仁さん不眠症との闘いを語る

公開日: 更新日:

土井貴仁さん(元不眠症当事者/34歳)=不眠症

 5~6歳の頃から、兄に比べて寝つきが悪いことや、幼稚園のお泊まり会で眠りづらいことで、「寝るのが苦手なんだな」という自覚はありました。そこから約20年間、不眠症でつらい思いをしたのですが、今はもう普通の生活ができ、睡眠薬も卒業しました。

 今思えば、一般の人よりちょっと「夜型」の傾向があるだけなのだと思います。自分の睡眠のタイプと世の中のリズムが合わなかっただけ。

 でも当時は、合わせられない自分が悪いのだと思ってさらに悪化させ、不適応感を募らせて自信をなくす……という悪循環でした。

 不眠症の中にも種類があり、自分の場合はベッドに入ってから眠るまでに3~4時間もかかる入眠障害でした。寝入ってしまえばよく眠れるのに、なかなか寝つけないから朝起きられない。学校に行く日は常に寝不足だったわけです。

 当然、体が弱くて休みがちな小学生時代でした。親は毎月のように病院へ連れて行ってくれましたが、体調不良の原因が「不眠」にあるとは気づいていませんでした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも