体調不良の原因が不眠にあるとは…土井貴仁さん不眠症との闘いを語る

公開日: 更新日:

■認知行動療法で眠れる自信がついた

 これまでの過程で病院不信になっていた自分は、新たに別の病院を探すことはせず、不眠症の本を読み漁りました。そこで「不眠症の認知行動療法」があることを知ったのです。認知行動療法はさまざまな分野で有効であると以前から知っていたので、不眠症に対応している認知行動療法があるなら受けてもいいかもと思いました。

 東京の代々木にある睡眠クリニックで、まずはこの治療法が自分に合うかどうかをチェックされたのち、2~3週間に1回のペースでカウンセリングを受けることになりました。自分の不眠症は「精神生理性不眠症」と分類されました。睡眠の妨げとなるストレスなどを取り除いても不眠が続くくらい、睡眠を悪化させる思考や習慣が体に染み付いてしまっているタイプだそうです。

 不眠症の認知行動療法は、睡眠を悪化させるたくさんの考え方と行動を減らしていく心理療法です。最初の宿題は、2週間の睡眠の記録をつけることでした。ベッドに入る時間、眠るまでの時間、目覚めた時間やベッドから出た時間、さらに日中の状態や感覚、眠りや日中の満足度など、事細かに毎日記録します。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か