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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ルイボスティー】ストレス軽減や血糖値抑制効果が期待できる…夜に飲みたい

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 さらに、相模女子大学の研究では、糖尿病モデルのマウスやラットにはなりますが、ルイボスティーやその関連ポリフェノールを投与した際の血糖値の変化をメタ解析した結果を示しています。ルイボスティーに含まれるポリフェノールには、血糖値の値を有意に低下させる作用があることがわかっているのです。

 これらの健康効果に関する多くのエビデンスは、予備的な段階にとどまっていますので、さらなる大規模な臨床研究が必要とされているのも現状でしょう。

 とはいえ、ルイボスティーはカフェインを含まないため、就寝前に飲んでも睡眠を妨げることがありません。 また、抗酸化物質であるフラボノイドが豊富に含まれており、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。 そのため、血糖値が上がりやすい夕食時や、体の修復が行われる就寝前に飲むのも良いかもしれませんね。

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