感染症の家庭内感染を防ぐ(3)どのタイミングで受診すればいい?

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 インフルエンザ疑いなら、体温(現在の体温と平熱時の体温)、咳、鼻水・鼻づまり、喉の痛み、味覚異常、倦怠感、頭痛、腹痛など現在の症状と経緯を。症状については何日前からどんな状態でどんな経緯をたどっているかを具体的(立ち上がるのもつらいだるさ、しくしく痛むのかきりきり痛むのかなど)かつ簡潔に書く。

「受診前に症状を緩和するために飲んでいた市販の薬も記しておきましょう。持病の薬のほか常用のサプリメントがあれば記入する。ワクチン(インフルエンザ、新型コロナ)接種の有無と日付も重要です」

 ほかに、同居家族の構成と年齢、家族や周囲にインフルエンザや新型コロナウイルスの患者がいたか否か、患者の過去の病歴、家族の病歴も必須だという。

「病歴は、どんな病気でいつ手術をした、いつどんな病気と診断された、父親と母親にはどんな病気があったのか、を箇条書きにします。それを項目ごとに整理し、日頃から1枚にまとめておくと医師も判断しやすいかもしれません」(おわり)

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