感染症の家庭内感染を防ぐ(3)どのタイミングで受診すればいい?

公開日: 更新日:

 インフルエンザ疑いなら、体温(現在の体温と平熱時の体温)、咳、鼻水・鼻づまり、喉の痛み、味覚異常、倦怠感、頭痛、腹痛など現在の症状と経緯を。症状については何日前からどんな状態でどんな経緯をたどっているかを具体的(立ち上がるのもつらいだるさ、しくしく痛むのかきりきり痛むのかなど)かつ簡潔に書く。

「受診前に症状を緩和するために飲んでいた市販の薬も記しておきましょう。持病の薬のほか常用のサプリメントがあれば記入する。ワクチン(インフルエンザ、新型コロナ)接種の有無と日付も重要です」

 ほかに、同居家族の構成と年齢、家族や周囲にインフルエンザや新型コロナウイルスの患者がいたか否か、患者の過去の病歴、家族の病歴も必須だという。

「病歴は、どんな病気でいつ手術をした、いつどんな病気と診断された、父親と母親にはどんな病気があったのか、を箇条書きにします。それを項目ごとに整理し、日頃から1枚にまとめておくと医師も判断しやすいかもしれません」(おわり)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方