鼻の骨が「く」の字に曲がっていて…俳優の伊藤裕一さん鼻中隔湾曲症の手術を振り返る

公開日: 更新日:

 鼻血は2~3日止まりませんでした。自分で鼻の穴に詰めた綿球(球状の綿)を交換するんですけど、血の量が多くて枕もベッドも血まみれになりました。挙げ句の果てに、行き場をなくした血が目から出てきたときは怖かったですよ。心配で看護師さんに報告したら、「つながってますからね」と軽くいなされてしまいましたけど……。

 鼻の中のガーゼが抜けたのは術後3日目。そのときに一瞬、鼻がスーッと通るのを実感しました。

 ただ、その後も少量の鼻血とかさぶたの排出が続きました。手術から3週間後の今でも1日3回鼻うがいをしていて、切手大のかさぶたが普通に出てくる状態です。もうすぐかさぶたが全部取れて、粘膜も安定してくると言われています。感覚的にも少しずつ鼻の通りが良くなっている気がして、これから本当にいい状態になるのだろうと思っています。

 面白かったのは、退院後、鼻をかむと目から空気が抜けたことです。前髪が揺れるのです。目から血が出たあのルートが開通したおかげで、ぷくぷくと泡が出たりもしていました。最近はだんだんなくなってきましたけど。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑