声優の宮村優子さんは「バセドー病」と「橋本病」の両方を経験…壮絶闘病を語る

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宮村優子さん(声優/51歳)=バセドー病・橋本病

「バセドー病」と「橋本病」は、どちらも新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンのバランスが崩れる甲状腺疾患です。甲状腺ホルモンが過剰になるのがバセドー病で、減少してしまうのが橋本病。私はその両方を数年の間に経験しました。

 不調の始まりは、2004年に第1子を出産し、子育てに夢中になっていた頃でした。気力もあって体は動くし食欲もあるけれど、常に動悸がして、疲れを感じ、痩せていくのです。そのうち、眼球が目立つようになりました。でも授乳もしているし、仕事もしていたので、そのせいで痩せたのだろうと思っていました。

 病院を受診したきっかけは、友人から「乳がんになった」という話を聞いたことです。「早期発見が大事だな」と思って、人間ドックを受けてみたのです。すると「がんはないが、甲状腺の専門病院へ行った方がいい」と言われて、当時住んでいた大阪の「甲状腺といえばここ」という専門病院を受診しました。血液検査の結果、甲状腺ホルモンの数値が高く、バセドー病と診断されたのが2006年です。

 その後は定期的に通院しながら薬を服用し、正常値に近づくごとに薬の量を減らしていきました。

 困ったのは、眼球が突出して、まぶたが閉じないくらい悪化したときです。子供には「寝てるとき白目で怖い」と言われました。しかも、数値が良くなっても元通りにはならないんです。ただ、ひどくなる一方だった頃に比べて、薬で目が突出する進行が止まってくれたので、そのまま少し落ち着いた感じです。

 2年間ぐらいすると薬を飲まなくてもいい状態になり、通院が終了。いつ再発してもおかしくない病気なので、本来は完全に治療終了とはいかないのですが、2人目の子供が欲しかったので、薬を飲まない選択をしました。

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