エアロバイクを使って「ゆったりとした運動」と「激しい運動」をしてもらい、心拍の変動、交感神経と副交感神経の状態を調査した研究では、ゆったりとした運動の方が副交感神経を優位にしたという。常に競争にさらされ緊張感が持続する現代社会においては、ゆったりとした運動が必要で、それにはウオーキングが良いということだ。
ちなみに米国のアリゾナ州立大学の研究グループが「どのような運動が死亡率を低下させるか」を調べたところ、バスケットボール、サッカー、テニス、ゴルフ、水泳などよりも、ウオーキング、エアロビクス、ストレッチなどだったと報告している。 (つづく)