連休中に注意したい「4つの健康リスク」…楽しさで気が緩みがち

公開日: 更新日:

「連休中過食になりがちな人は生活リズムを維持するうえでもウオーキングなど体を動かすことを一定時間心がける必要があります」

■社会的時差ぼけが血糖値に影響

 休日と平日で睡眠時間が異なることで、「社会的時差ぼけ」と呼ばれる影響が生じることがある。

「休日に朝寝坊すると体内時計が約30分遅れ、その影響が週の前半まで続くことがあります。特に睡眠パターンが2時間以上変わると、血糖値や炎症のマーカーが上昇する研究結果もあり、糖尿病患者は注意が必要です」

熱中症と水分補給

 連休後半は西日本や東日本で最高気温が25度以上になる「夏日」が予想されている。「糖尿病患者は熱中症リスクが高いことを忘れてはいけません」と辛院長は警告する。

「糖尿病による神経障害は体温調節機能に影響を及ぼし、汗をかきにくくなるため、熱が体内にこもりやすくなります。さらに、脱水状態になりやすく、喉の渇きを感じにくいため、水分補給が遅れがちになります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった