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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

歌手・蒼一心さん公表の大腸がん…夏は検便が偽陰性になるリスクが2割

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 最後に夏ならではの事情もあります。検便で血液成分のヘモグロビンが採取されても、ヘモグロビンは高温だと分解されやすいため、採取から当日まで冷蔵庫で保存していても、当日、常温で携帯する時間が長いと、分解されるリスクがあります。本当は陽性なのに陰性と診断される偽陰性です。それで陽性率が1~2割下がりますから、暑い時季は保冷剤と一緒に持参することも大切です。

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