「老化」に対する自己認識が身体機能の回復力を高める? 英国での研究結果が論文に
なお、研究結果に影響し得る年齢、性別、健康状態などの因子について、統計的に補正されて解析されました。
その結果、老化に関する自己認識が1ポイント改善するごとに、歩行速度が遅くなるリスクは27%減少、日常生活動作を行う能力の低下リスクは33%減少、身体活動レベルの低下(非活動的な状況)リスクは20%減少することが示されました。論文著者らは「老化に関する自己認識が転倒後の身体回復と関連している可能性がある」と結論しています。