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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【蒸し豆】食物繊維が豊富…血糖上昇が気になる夕方に食べたい

公開日: 更新日:

 一方で、蒸し豆そのものを対象とした大規模な臨床試験はまだ限られていますが、豆類全般に関しては数多くの報告があります。まず、豆は食物繊維を豊富に含む低GI食品であり、食後血糖値の上昇を緩やかにすることが知られています。

 2型糖尿病患者を対象とした試験では、豆類を積極的に摂取した群でHbA1cが改善したとの報告があります。ぜひ夕食に食べたい食材です。

 また、豆由来の食物繊維やオリゴ糖は腸内で短鎖脂肪酸を産生し、善玉菌を増加させる可能性も。これらの効果は豆全般に共通して確認されており、蒸し豆も例外ではないと考えられます。

 手軽に食べられる加工食品にもなっています。ぜひ召し上がってみては?

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

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