新たなコレステロール低下薬に承認…「ベムペド酸」の効果と副作用
ベムペド酸と痛風リスクの関連性について、複数の臨床試験データを統合した分析の結果が報告されています。この分析では、2023年3月までに報告された11件の臨床試験(被験者の総数1万8315人)データが統合されています。
その結果、ベムペド酸を服用している人では、同薬を服用していない人に比べて、痛風の発症リスクが1.55倍、統計学的にも有意に増加しました。
現時点では、痛風の治療歴がある人や、血液検査などで尿酸値が高いと指摘された人では、同薬の使用を慎重に検討することが望まれます。


















