男性で最も多い「前立腺がん」…後悔しない治療選びの必須知識

公開日: 更新日:

「それぞれの治療の選択は、グリソンスコア(がんの悪性度)、PSA、ステージ、患者さんの年齢、全身状態、QOLの優先度などによって異なります。しかし、リスクカテゴリーでハイリスクでも積極的治療はしないという患者さんもいれば、監視療法の対象でも最大限の治療を望む患者さんもいます。治療の説明を受けた後、『これだ』と思ったものに関しては、メリットだけでなくデメリットも必ず確認してください」

 手術後は、ほとんどの人が尿漏れを経験し、尿取りパッドが必要になるが、多くは数カ月でパッドの枚数を減らしていける。ただし「パッドが完全に不要」とならないことが珍しくない。

「尿漏れがほぼなくなりパッドなしで生活できる人と、『念のため』のセーフティーパッドが1日1枚という人、合わせて9割以上です。『回復する』と聞くと患者さんは『尿漏れが完全になくなる』と考えがちですが、加齢もあり、お酒を飲んだりくしゃみをしたりした時にどうしても漏れてしまう」

 放射線治療は尿失禁のリスクを手術より抑えられる。一方、放射線は治療後すぐには尿漏れや勃起障害などがなくても、年月が経つにつれ、じわじわと膀胱直腸障害が出てくる可能性がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰