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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

「脂」と「カロリー」は関係しない…脂肪肝を作るのは「血糖値スパイク」

公開日: 更新日:

「太るか/太らないか」「脂肪肝になるか/ならないか」を決めているのは、食品中のカロリーではなく糖質量です。もっといえば、健康のために何を食べるかは、「食後の血糖値を急に上げるか/上げないか」をいちばんのポイントにすべきなのです。

 なかでも注意していただきたいのは、大量に糖質を摂取したことで食後に血糖値が急上昇し、その後インスリンの作用によって血糖値が急降下する「血糖値スパイク」と呼ばれる現象です。

 この血糖値スパイクが起こると、食後の血糖値急上昇の後、インスリンが大量に分泌され、それを合図に中性脂肪がたくさんつくられてしまうようになります。そして当然ながら、中性脂肪が大量に生産されれば、脂肪肝も肥満もどんどん進んでしまうというわけです。

■食後の「眠気」「だるさ」こそ要注意

 私は、この血糖値スパイクを頻繁に起こすような糖質過剰の食習慣こそ、もっとも健康に悪い食べ方だと考えています。決して脅かすわけではありませんが、こういう食べ方を長く続けていると、脂肪肝を皮切りに、「糖尿病」「肥満」「高血圧」「慢性腎臓病」といった病気に次々に見舞われるようになって、人生の後半を病に悩まされ続けるハメに陥りかねません。みなさん、ご自身の日々の食生活を振り返ってみてどうでしょうか。

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