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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

脂肪肝から20~25年後に「慢性腎臓病」の発症も…肝臓と腎臓はひとつの臓器

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 ごはんやパン、麺類だけでなく、甘い飲料、スナック菓子、調味料など非常に多くの食品に糖質が含まれています。

 そのため、自分でも気づかないまま糖質を過剰に摂取してしまっている人が少なくありません。知らず知らずのうちに脂肪肝という病気を育ててしまっているのです。

■肝機能回復が腎臓を良くする

 では、脂肪肝を放っておくと、どのような流れをたどって腎臓が悪くなるのでしょうか。脂肪肝を放っているとその10年後くらいに糖尿病になり、糖尿病の治療や対策を怠っていると、10~15年かけて腎機能悪化が進み、慢性腎臓病への道をたどることが多いのです。

 もし、35歳で脂肪肝になった場合、10年後の45歳で糖尿病になり、55歳から60歳くらいで慢性腎臓病になることになります。

 また、45歳で脂肪肝になった場合であれば、10年後の55歳で糖尿病になり、65歳から70歳くらいで慢性腎臓病になるという流れになります。

 いま、慢性腎臓病の推定患者数は約2000万人に上るとされていますが、早い段階のうちに脂肪肝から足を洗えば、大幅に減らすことができるのではないか、と思えるのです。

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