長寿研究のいまを知る番外編(1)米国のAI医療はどうなっているのか

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 実際に医療AIはどのように活用されているのか?

「例えば、頭部CTから6秒以内に脳出血を自動検出するAI搭載の医療ソフトが認可され、救急現場で活躍しています。このソフトは治療の優先順位付け(トリアージ)まで行います。FDAは『見落とし防止+迅速対応』に効果があるとして認可しています」

 胸部X線においては、肺炎、結核、肺結節(腫瘍)、気胸、胸水など数十種類の異常を同時に検出可能な医療AIが認可されていて、すでに数十カ国で使用されている。米国ではFDAが2026年には複数の疾患を同時に検出する機能を追加承認した。

「米国では胸部X線検査は年間7000万件程度行われていますが、見落としも多い。その防止とスピードアップを同時に実現する医療AIが実用化されています。むろん、AIが医師抜きで独立して判断するわけではありません。AIが、医師が検査画像を読影する前に下読みする形で行われ、異常候補を表示し、最終的に医師が判断する、AIと人のダブルチェックの形で使われています」


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