長寿研究のいまを知る番外編(1)米国のAI医療はどうなっているのか

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 最近では超音波画像から2分弱で妊娠週を予測する医療AIも認可されている。

「ユタ州ではさらに進んでいて、今年から世界で初めてAIが患者の状態を評価して処方の更新を自動で行う実証実験が始まっています」

 実験ではAIが患者の本人確認、既存の処方箋の確認を行い、簡単な問診を行って問題なければ処方箋を電子的に薬局に送信する。

「すでに医師が出した薬の更新が対象で、薬の種類も高血圧糖尿病うつ病、喘息など約150~200種類に限定されています。当然、新規処方の患者さんや麻薬など強い依存性のある薬、状態が不安定な患者さんは対象になりません。あくまでも医師の定型業務だけをAIに任せた形です」

 ニューヨーク州では患者が自分のスマホなどでアプリに症状を入力すると、搭載されたAIが過去の膨大な診療データと比較して可能性のある疾患と治療選択肢、緊急度などを提示し、必要に応じて医師につなぐ。そんな1次医療プラットフォームが普及している。

 さらにAI医療通訳、問診のカルテ自動入力などが発達し、「画面を見る医師」から「患者を診る医師」への回帰が図られているという。

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