倉本昌弘さん(1)筋肉は落ちたけどバランスがよくなりました
──どんなトレーニングを?
「基本的にキックボクシングです」
──えっ?
◇ ◇ ◇
70歳になっても体重が変わらない倉本さん。筋肉量は減少しても「バランスよく使えるようになった」と聞いて、「筋肉管理」がしっかりできている方だなと感心しました。筋肉というのはすべての臓器の源です。筋肉が元気だと骨も元気になるし、脳も刺激されて認知症を予防します。私はそれを「脳筋連関」と呼んでいますが、サラリーマンもアスリートも現役を引退すると、とたんに筋肉量が減少してしまう。仕事をやめて活動しない時間が続くと、あっという間に認知症になったり、健康を害する人が多いのです。倉本さんは運動、栄養、休養の三原則が守られており、さすがだと思いましたが、そのトレーニングにも驚かされました。トップアスリートの“筋肉感”と人生観を学ばせていただきます。
▽倉本昌弘(くらもと・まさひろ) 1955年9月生まれ。日本アマ3勝などアマタイトルを総なめにした後プロへ。全英オープン4位、日本ツアーでは30勝。選手会長、プロゴルフ協会会長など公職も務め、今もシニアで活躍中。


















