“仮死状態”が60回…芋洗坂係長が語る睡眠時無呼吸症候群の苦悩
CPAPのない生活は考えられない
もう18年間CPAPを使い続けています。CPAPのない生活は考えられません。宿泊先には必ず持参します。一度、仕事で熊本に行ったときに長年使っていたCPAPが壊れてしまって大変でした。
マネジャーでもある妻が、「ドン・キホーテ」でストローと使い捨てのおわん型の器を調達してきて、鼻にかぶせてドライヤーで空気を送ってみました。でもうまくいかず、結局ソファに座った姿勢で寝ました。
最近、CPAPは1年に1回、新しい機械に換えてもらえるようになりました。冬には加湿器付きのCPAPを使っています。
CPAPなしで寝ても、いまは無呼吸になることはないようです。昨晩も妻によれば、ライブから帰宅して寝落ちしてしまったけれど、CPAPなしでも、いびきも無呼吸もなかったとのことです。ただ、1~2日は大丈夫かもしれませんが、1週間もしなかったらダメでしょうね。一生治らないと思います。太ってるし……(笑)。
じつは自分の体を急激に太らせた時期があったのです。30歳ぐらいのときかな。今は亡きウガンダ・トラさんという芸人の先輩に、「踊れるデブを継いでくれ」と言われたのです。そういうキャラが他にいないので僕もその気になり、当時体重80キロ台でしたが、100キロを目指して頑張りました。
すると、149㎎/デシリットルが正常値の上限である中性脂肪が1999㎎/デシリットルまで上がってしまい、医師に「体重を落とすしかない」と言われました。でも、プロのデブとしては100キロを切るわけにはいきません。今は絶妙な体重コントロールと薬で正常値付近をキープしています。
僕らの世代は病院に行きたがらず、自分でなんとかしようとする傾向があります。でも、ちょっとおかしいと思ったら病院に行くべきです。結局、それが一番の近道なんだって、当たり前ですけど今はそう思います。
(聞き手=松永詠美子)
▽芋洗坂係長(いもあらいざかかかりちょう) 1967年、福岡県出身。89年に田口浩正(現在は俳優として活躍)とお笑いコンビ「テンション」を結成。2008年に「R-1ぐらんぷり」で準優勝。歌とダンスをベースに俳優、芸人、ダンサー、振付師、脚本・演出家、絵本作家など多彩な顔を持つ。姉が店長を務める「二代目 清美食堂」(福岡)のオーナーでもある。
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