わが子の発育が早いかな? と気になったら…「思春期早発症」を専門医が解説
思春期早発症の場合、何が危惧されるのか? 主に3つが挙げられる。
まずは、脳腫瘍だ。
「特に原因なく発症しているケースがほとんどですが、まれに脳腫瘍があることで通常より早く性ホルモンの分泌が始まり、二次性徴が進むケースがあります。実は私も娘の二次性徴を知ったとき、真っ先に心配しました」
そのため、必ず頭部MRI検査を行い、脳腫瘍が見つかった場合は、そちらの治療が優先される。
次に、低身長だ。
「身長が十分伸びていない段階で、思春期特有の身長の急激な伸び、いわゆる『成長スパート』が起きると、最終身長が低くなりやすいです」
さらに、心理的・社会的なストレスだ。周囲より著しく早く体の変化が起こるため、本人が戸惑ったり、周囲の無理解に傷ついたりすることがある。
■月に1度ホルモン製剤を投与
思春期早発症を疑う点が見られたら、早めに受診したい。


















