わが子の発育が早いかな? と気になったら…「思春期早発症」を専門医が解説
一方、女子については「年齢が低いと月経に対処できない」「月経痛が学業を妨げる」「低身長が将来の妊娠・出産でハイリスクになる」といった心配から、治療を選ぶ家庭もある。
「わが家では、娘を中心に親子で話し合い、治療はしないと決めました。治療するにしろ、しないにしろ、お子さんの意向を尊重してください。そのためにも保護者がまず思春期早発症について知り、自分の言葉で説明してあげることが大切です」
日頃から家庭で体や性について話す習慣があれば、話し合いもしやすい。子どもが体の変化に気づき、親に伝えることにもつながるだろう。
治療は平均的な思春期の発来時期に近づくまで続けることが多い。薬の投与をやめると性ホルモンの分泌は徐々に回復し、1年~1年半ほどで二次性徴が再び進み始める。
治療が終われば保護者は、心身ともに大人へ向かう子どもの成長を見守っていくことになる。


















