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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

元棋士の桐谷広人さんは「大変」…“がんの薬”は数が増えて管理も複雑に

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 これがセオリーですが、長期に通院で抗がん剤を服用するときは、より注意が必要です。抗がん剤によっては「2週間飲んで1週間休む」といった複雑な服薬スケジュールのことがあり、飲み忘れと同時に、休むべきときに飲んでしまうことへの注意もあるのです。

 さらに痛みを取る医療用麻薬は、服用後の便秘や眠気、吐き気の対策が必要です。また、定時に利用する薬と、痛みが増強したときのみ使用する“レスキュー薬”の区別も欠かせません。

 がんにかかわる薬の服用はとても複雑ですから、桐谷さんも利用するお薬カレンダーはとても効果的。このような工夫をしながら、定期的に薬剤師のサポートで薬を吟味してもらい、本当に必要かどうかを棚卸ししてもらうとよいでしょう。

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