外国人労働者を待つ農家の苦悩 国が理解してくれれば…

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 10月中旬からようやく電子申請ができるようになり、11月に期限が切れる予定だった申請はまさにギリギリ間に合った。現在はホッと胸をなで下ろしている状況だ。もうひとつ、入国の際の措置にも疑問があるという。

「入国後、14日間の待機義務などで発生する想定外の経費は頭の痛い問題です。空港から滞在先までの移動は公共交通機関を利用できません。農業の仕事で来る場合などは遠方まで何らかの手段で送らなければならない。空港近くのホテルで待機しなければならないとなると、多額になる宿泊代を誰が払うのか。雇用者の負担になるコストの問題はいろいろあります」

 来日できず現地で足止めされているミャンマー人を半年も待つ雇用主の農家もいるという。

「5月の田植えに間に合わず、もう収穫も終える時期になってしまった。来日したとしても冬は農作業がない。それでも『将来を託す人材だから冬の間にいろいろ教えたい』と言います。農業や介護などは大変な作業も多く、日本人はすぐ辞めてしまう。長く一緒に働ける人材、できれば後継者になってほしいという気持ちで外国人を迎えようとしているのです。国がもう少し理解を示してくれればいいのですが」

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